樹木葬のあれこれ

樹木葬 wikiより

樹木葬(じゅもくそう)は、墓石の代わりに樹木を墓標とするのこと。樹木墓地(じゅもくぼち)、樹林墓地(じゅりんぼち)とも呼ばれる。

樹木葬は、墓地、埋葬等に関する法律による許可を得た墓地霊園)に遺骨埋葬し、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔う方法である。遺骨を埋葬するたびに新しい苗木を1本植えるケースや、墓地の中央にシンボルとなる樹木を植え、その周辺の区画に遺骨を埋葬するケースなど様々な方法がある。 墓地によって、全体を樹木葬墓地とする場合と、一般墓地や芝生墓地と樹木葬墓地を併用する場合がある。

ペットなどの動物葬では以前からよく行われていたが、人間のための樹木葬墓地は1999年岩手県一関市祥雲寺[1]が申請し許可された民間霊園「樹木葬公園墓地」が日本初である[2]。樹木葬公園墓地は既存の自然樹林地全体を墓地とした点で、植樹によって墓地を形成する樹木葬墓地とは本質的に異なる。同様の樹木葬墓地はイギリスではWood Land Burialと呼ばれ、イギリス各地に見られる。日本でも里山や放置林を墓地にしようとする動きはあるが、2014年現在で実現できた例は樹木葬公園墓地が唯一である[2]

2012年には、小平霊園に都立霊園初の樹林墓地が完成し[3]2014年に樹林墓地に隣接して樹木墓地が作られた。小平霊園の樹木墓地と樹林墓地の違いは、遺骨を個別に埋蔵するのが樹木墓地であり、合葬して一緒に埋蔵するのが樹林墓地である。

墓碑として用いられる樹木は大きくならない低木が一般的で、ハナミズキサルスベリウメモドキエゾアジサイムシカリツリバナモミジ等があげられるが、植樹する地域で生育できること、生態系に悪影響を与えないことなどが配慮される。

樹木葬に人びとの関心が集まる背景には、人びとの自然回帰や地域の環境保全への関心の高まりのほかに、都市への人口集中による公営墓地の不足や、非婚層の増加など社会的環境の変化によって墓の維持管理が従来の方法では困難になりつつあり、公営の無縁墓地へのニーズが高まった事情がある

樹木葬というかたち

近年、樹木葬という埋葬方法に注目が集まってきたのはやはり、家族のかたちが変わってきたことがあげられます。
核家族化が進み、旧来のお墓のように建立されてそれを子々孫々受け継いでいくのであれば、自分の代にお墓を買っておくことは子供のためになることになるのでしょうが、現代の家族の形ではそれを期待することは難しい時代だと考えます。
それでも、お墓がないということを避けるためには、何かしらの埋葬方法を受けなければなりません。
そこで、より自然に近い形での埋葬方法として自然葬とよばれる環境負荷の低い埋葬方法に注目が集まってきています。

樹木葬の利点

いわゆる樹木葬は、従来のお墓にあたる墓石の代わりにシンボルツリーとなる樹木を植えることで、お墓の管理・メンテナンスが負担にならないようになっています。
しかし、近年では、シンボルツリーと墓石を合わせた形態など様々な形態の「樹木葬」が出てきています。
従来のお墓の形態とは違うというところで、宗教・収支・宗派にとらわれない埋葬方法となっています。

樹木葬の埋葬方法

樹木葬では、「自然に還る」ということが前提にあるため遺骨をそのまま土に埋めて文字通り「自然に還す」という形が原点なのですが、現在では個別に埋葬ないしは合祀にて直接的に自然(土)に還す方法はとられないのが一般的であるようです。
そこで、シンボルツリーの下にお骨を置けるようにしたり、粉骨(お骨を砕いて微細粉化)して保管したりする方法がとられています。

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